アーコル
翼の生えた小柄な狼に良く似た、広く太い尻尾をもつ四足有翼獣、と言ってよいだろう。 遥かなる過去、魔法実験により生み出されたとされるこの幻獣は、 寒冷な地域、特に山岳や岩山、荒野を中心に棲息している。
翼はふさふさとした羽根に覆われているが、その翼を具えていても長時間は飛べず、跳躍を助ける働きしか持たない。 そして、尻尾で舵をとってはいるものの、その翼の自重により走る姿もおかしなものだ。
その知能も習性も狼と良く似ており、数体の群れで狩りをする。 月明かりの元で行われるその狩りの不幸な犠牲者は、翼の跳躍によって頭上から襲われ、鋭い牙で何体ものアーコルに噛み付かれ、最後には喉元を捉えられてしまうだろう。
幻獣 / 合成獣
「走る姿も飛ぶ姿も不恰好な奴の姿は笑えるな」
「お前はあの獣より遅いし、ましてや飛べやしないだろ」
モンスター帳
- 001. ドラゴン(Doragon)[幻獣]
- 002. アスピドケロン(Aspidochelon)[幻獣]
- 003. アーコル(Arcol)[幻獣]
- 004. アスプ(Asp)[幻獣]
- 005. アラクネ(Arachne)[幻獣]
- 006. アンフェスバエナ(Amphisbaena)[幻獣]